• 私たちは、近代建築をテーマに、建築文化や景観まちづくりに関する研究を行っているグループです。

令和2年度山口県ヘリテージマネージャー・ステップアップ講座(第2-3回)

▲ 旧宮市商参会館調査の模様

令和2年9月12日(土)、HMS講座第2回実測調査の第3回で、今回は防府市の萩往還から少し入ったところにある「宮市商参会館」。
午前中は講座3本、午後は現地実測。
朝からは結構強い雨模様…。が、実測調査を実施している間は少し雨がおさまりました。
(とはいえ、立面を採取するチームは、かなり服が濡れていましたが…)

昭和10年(1935年)建築、一見RC造に見えますが、実は木造の二階建。
外壁はモルタル塗りで、仕上げは人造石研ぎ出し。櫛型、四角の幾何学模様などから見て、様式はセセッションですね。二階の会議室は、洋風の意匠もあり、なかなかのものでした。
今回も、行政の協力を得て、スムーズに調査を実施できましたね。
また羽鳥氏の講演では、実は設計者が判明しており、その名は「貞永良昌」とのこと。どうも他にも防府市に作品があるらしく、これは少し調べてみないといけませんね。
それと、宮市商参会は、単に商業振興を目的とした会ではなく、市街地の拡張や電信局設置に貢献したらしく、いわば当時のまちづくりグループだったとのこと。非常に実りの多い調査となりました。

 〔第2-3回講座〕
日時 令和2年9月12日(土)9:30~16:30
場所 宮市商参会館(防府市宮市)
文化財所見に至るまでの、文献調査、古文書調査、ヒアリング調査、そして実測調査といった一連の流れを経験することに重きを置いています。

1 講義1 登録文化財のための基礎調査及び所見作成のポイント  原田正彦/山口県建築士会HM協議会副会長
2 講義2 旧宮市商参会館の概要  羽鳥幸一 氏/防府市教育委員会文化財保護課計画係長
3 講義3 調査の進め方、諸注意、班分け
4  実測調査
5  調査での発見、疑問点整理、まとめ

※コロナ対策として、体温測定を行い、3密を避け、マスクを着けて実施いたしました。

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