1月に行った「山口市内の近代建築写真展」が切っ掛けとなり、山口新聞で県内の近代建築をテーマとした連載をすることになりました。
毎月、第1週と第4週の日曜日の地域文化欄に、文600~700字と写真で構成していきます。ご覧のように、4月5日(日)の「プロローグ」から開始。次回から、建築デザインの変遷が自然とわかるよう、県内の建設年代の古い順に紹介し、全国の事例などとの比較なども時折入れたいと思います。
山口は、実は近代建築の宝庫。
残されてきた近代建築を安易に壊すのでなく、その歴史的文化的価値を再考し、本当に今壊さなくてはならないのか、生かし続ける方法はないものか…、と考え、行動する人が、少しでも増えてきてほしい…。そんな思いを込めて、また先駆者である故松葉一清氏(本年2月に急逝)への尊敬の念を込めて、この連載を始めます。