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国宝・迎賓館赤坂離宮を訪れる~村野藤吾の仕事

2019.09.13日、村野の仕事巡り、目黒区役所の次は、赤坂離宮。

「えっ?赤坂離宮は長州出身の建築家・片山東熊の設計では?」

「いや、佐々木さん、ここの昭和の大改修は村野藤吾がやってるんですよ」。

パンフレットによると、「…昭和43年(1968)年に始まった昭和の大改修工事は村野藤吾の監修によるもの。宮殿建築としての内部空間の変更を最小限にとどめながら、国賓を迎える迎賓館へ再生させました。…」とあります。

また、「村野藤吾建築案内」には、「…改修に当たっては、…1階には随員の宿泊室、2階には国、公賓室や公的諸室が置かれ、便所や浴室が適宜増設された。門扉や柵の色は黒から白に変更され、アプローチは道幅を狭めて中門が設けられた。さらに、門衛所が新設され、前庭には松の植樹が行われた。」とのこと。

内部視察中に、案内の方には「内装壁の白色は、村野さんがお決めになった」とも聞きました。

 

「改修と言う条件下で村野の演出的手腕が存分に発揮された秀作である。」(村野藤吾建築案内p.060)

 

(上段1) 明治42(1909)年、東宮御所として建設される。ネオ・バロック式の西洋宮殿。

(上段2) 南側には広い庭園と大きな噴水の池がある。内部は撮影できないが、フランスだけでない、和の意匠も随所に見られた。

(下段1) 今回入場料が1,500円。その分、頂いたパンフレットは豪華。

(下段2) 正面玄関の鉄扉。菊、桐の紋章が配された素晴らしい工芸品。

(下段3) 本館だけでなく、正門、噴水も含め、平成21年に国宝に指定されている。(画像は2017.08月のもの)

 

(2019.09.13/Xperia)

赤坂離宮
▲赤坂離宮

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