• 私たちは、近代建築をテーマに、建築文化や景観まちづくりに関する研究を行っているグループです。

新着情報

やまぐち近代建築ノート連載 第40回 萩駅舎~維新の古里にも西洋の新風

2021年12月5日(日)、山口新聞の「地域文化」欄に、第40回記事「萩駅舎」が掲載されました。長州藩の本拠地であった城下町「萩」は、明治以降、近代の発展からはやや遅れをとったためか、市内に近代建築はあまり見当たりません ...

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やまぐち近代建築ノート連載 第 39 回 旧逓信省下関電信局電話課庁舎(田中絹代ぶんか館)~新時代を目指す表現の躍動

2021年11月28日(日)、山口新聞の「地域文化」欄に、第39回記事が掲載されました。今回は、「旧逓信省下関電信局電話課庁舎」、現「田中絹代ぶんか館」です。郵便、電信、電話事業を統括していた逓信省は、大正期になると電話 ...

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やまぐち近代建築ノート連載 第38回 旧山口県電気局錦川第一発電所建屋~大正期の発電所 黙々と稼働

2021年11月7日(日)、山口新聞の「地域文化」欄に、第38回記事が掲載されました。今回は、「旧山口県電気局錦川第一発電所建屋」です。錦川は、錦帯橋のある岩国の川のイメージが強いのですが、水源は河口から遥か西の周南市鹿 ...

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やまぐち近代建築ノート連載 第37回 旧小野田セメント住吉社宅 (龍遊館)~耐火と耐震 混構造の住まい

2021年10月24日(日)、山口新聞の「地域文化」欄に、第37回記事が掲載されました。今回は、「旧小野田セメント住吉社宅(龍遊館)」です。我が国最初の民営セメント会社「小野田セメント」の創業は明治14年。その後、会社規 ...

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やまぐち近代建築ノート連載 第36回 旧滝部小学校本館(下関市立豊北歴史民俗資料館)~田園にルネサンスの学び舎

2021年10月3日(日)、山口新聞の「地域文化」欄に、第36回記事が掲載されました。今回は、下関市豊北町(旧豊浦郡豊北町)に残された「旧滝部小学校本館」です。大正期の小学校は全国で2万数千校にも達し、校舎の多くは、木造 ...

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やまぐち近代建築ノート連載 第35回 旧殿居郵便局局舎~洋風建築への憧れ 農山村にも

2021年9月26日(日)、山口新聞の「地域文化」欄に、第35回記事が掲載されました。今回は、下関市豊田町(旧豊浦郡豊田町)に残された「旧殿居郵便局局舎」です。国道435号線沿いにあり、田園風景の中、突然現れる洋館に驚か ...

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やまぐち近代建築ノート連載 第34回 旧桂ヶ谷貯水池堰堤~史跡公園化で名所復活目指す

2021年9月5日(日)、山口新聞の「地域文化」欄に、第34回記事が掲載されました。今回は、私の故郷、山口市小郡(旧吉敷郡小郡町)に残された近代上水道施設「桂ヶ谷貯水池堰堤」です。平成28年に国登録有形文化財となってから ...

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やまぐち近代建築ノート連載 第33回 山口高等学校記念館(旧制山口高等学校講堂)~懐かしい青春の思い出を想起

〈上右〉講堂内部正面。柱頭にゆるやかなアーチがかかり、中央部には盾飾りがある。照明器具は、矩形と雲形模様の和洋折衷デザイン〈上左〉講堂で行われたコンサートの一風景(平成15年秋の山高文化祭時に筆者撮影)〈下右〉本館(左) ...

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やまぐち近代建築ノート連載 第32回 妙鑑寺位牌堂~焼失からの復興、赤煉瓦で

2021年8月1日(日)、山口新聞の「地域文化」欄に、第32回記事が掲載されました。今回は、建築の近代化が宗教施設にも浸透していった事例を紹介しました。山口市大内矢田(旧吉敷郡矢田村)にある妙鑑寺は、室町期に創建された曹 ...

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やまぐち近代建築ノート連載 第31回 旧桜圃寺内文庫~新構造で目指した「質実剛健」

2021年7月25日(日)、山口新聞の「地域文化」欄に、第31回記事が掲載されました。今回は、山口市宮野に、現在廃墟寸前の形で残る「旧寺内文庫」。第18代内閣総理大臣、陸軍大臣であった寺内正毅は山口出身。彼の遺志を継いだ ...

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